知ろうとすること。読了。
新潮文庫
知ろうとすること。
読了。
この本、
まずは単行本ではなく、
文庫本で発売された事に感謝。
値段も含めて、躊躇なく、
気軽に読もうと、手に取る事が出来ました。
正直、原発事故の事は、
なかなか知ろうとしても、
素人にはわかりにくい。
原発が、
どのようなシステムなのかも、
ほぼわかりにくい。
早野龍五さんは、聞き手の糸井重里さんに、
わかりやすく説明してくれています。
糸井重里さんも、読書が聞きたいであろう質問をしてくれています。
読了して、
何より印象に残ったのは、
福島の高校生が、
フランスで講演したこと。
住民が自らの体験を発表した、
それが高校生であった事は、
読み手である自分にとって、
何故か嬉しく、微笑ましく思えました。
近い将来、福島での原発事故が終息する事を願います。